助川電気工業株式会社

エネルギー・産業システム関連事業

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長基線ニュートリノ振動の精密測定実験 電磁ホーン

ニュートリノ振動の検証に使用する「電磁ホーン」を文部省高エネルギー物理学研究所へ納入、注目された。

同装置は、茨城県のつくば学園都市から岐阜県神岡町に設置されている、スーパーカミオカンデに向け、人工ニュートリノを集束させ、その方向をコントロールするためのもの。2台の電磁ホーンから構成され、ともに円すい胴と円筒胴の二重構造の電気導体で、25万アンペア2ミリ秒のパルス大電流を流すことにより、トロイダル状の最大5テスラの磁場を発生させ、ビームを集束させる。

電磁ホーン

下流側の大型電磁ホーンは、外径1650ミリ、全長2760ミリの薄肉の円筒導体で世界最大径。円すい状の内部導体は同芯(しん)軸状に組み込まれており、それ自体の物質量によるビーム損失を少なくし、機械的強度を下げることがないよう、外径700ミリ、最も薄い部分で3ミリと板厚を極力薄く製作。また、強い磁場を大きな空間に発生させ、ビームを正確に飛ばすために、寸法、真円度および同軸度は、高い精度で製作されている。 (日刊工業新聞より)

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